映画『トゥー・ウィークス・ノーティス』の魅力
サンドラ・ブロック×ヒュー・グラントの映画『トゥー・ウィークス・ノーティス』を鑑賞しました。
観るのは何度目かだったのですが、改めて観たらサンドラ・ブロックらしさがいっぱいのいい作品でした!
お仕事ロマンス映画とでも言いましょうか。コメディ要素もあって気軽に観ることができて、ほっこり気分を感じたいときにオススメです!!
『トゥー・ウィークス・ノーティス』あらすじ
ルーシーはハーバード大を卒業した弁護士の資格を持っていながら、慈善活動に没頭する正義感の強い女性で、地元の人にも愛され歴史のある公民館を守りたい一心で、ジョージのパートナーとなり、仕事を見事にこなしていく。
ジョージはプライベートな用事でもルーシーに頼り切りになって、夜中でも電話や呼び出しを繰り返してしまう。
そんなジョージに愛想を尽かし、「あと二週間で辞めるから!」と言い放つ。
様々な方法でそれを阻止していたジョージだがついに折れ、素晴らしい後任を見つけたら辞めていいと約束します。
しかし仕事もプライベートもほぼ一緒に過ごしてきた二人は次第に惹かれ合っていく。
恋愛と仕事を描いた作品ではありがちな仕事のパートナーから恋愛の対象に変わっていくというラブストーリー。
タイトルであるノーティスとは、通知、解雇の予告などを意味する。
notice
通知、通報、告知、通知書、告知書、掲示、はり札、びら、(解雇・解約・退職などの)予告、警告
ルーシーが「二週間で辞めるわ」と言ってからの二人の関係性、お互いを意識していたことに気付く期間。
タイトルにはそんな意味が込めらているのかなと、私は解釈しました。
この作品はサンドラ・ブロックにピッタリの役だと思いました。
野暮ったく男勝りで、オシャレやお化粧にも疎い、そして正義感が強く弁の経つキャリアウーマン。でもどこか抜けたところがあってより可愛らしく見える。
私はこれを観て、ますますサンドラ・ブロックが好きになりました。
『デンジャラス・ビューティー』のサンドラ・ブロックにも共通するキャラクターですが、こちらはそこに恋愛成分がふんだんに盛り込まれたようなキュートな映画になっていました。
ドレスを着てぴょこぴょこ走る姿や、キライなビーンがサラダに入っていると「残ってる」と言ってジョージにとってもらう姿など、女性としても可愛らしさがサンドラ・ブロックの魅力だなと感じました。
そして、仕事を完璧にこなすルーシーに頼り切りのプレイボーイのダメ社長っぷりがヒュー・グラントらしさ全開で最高でした!
カッコいいルックスとは逆に誰かに任せっきり、頼りっきりで自分一人じゃ全然ダメダメな社長というヒュー・グラントお得意の役でした(笑)
でもいざと言う時には男らしさを垣間見せ、ルーシーをサポートする一面にキュンとします。
ルーシーもジョージも、仕事とプライベートでのギャップを演じるのに最高のハマり役でした。
お仕事映画として観るも良し、ラブストーリーとして観るも良しの元気がもらえる作品でした。