水奈月の独り言

映画についての個人的な見解と、ときどき物語。

懐かしい?新しい?再放送中の『東京ラブストーリー』④

「セックスしよう」というリカの誘いで、リカの家で朝を迎えた完治は、心ここにあらずな状態。

さとみと三上が結ばれたことを知ったショックで、こうなってしまったことをどう受け止め、処理すればいいのか迷っている様子に目ざとくリカは気付きます。

それを誤魔化すために「責任とか思ってる?東京の女の子はみんなこういうもんだよ」と、何でもなかったように話し、完治は更に戸惑います。

ある日三上は、関口を友達と思えるなら、俺たちを祝福してくれ、と完治を誘いますが、さすがに三人は気まずくリカに付き合ってくれと申し出ます。

四人は水族館へ出かけ、完治とさとみの友情を取り戻しますが、リカと三上はそこに未練があることを見抜きます。その嫉妬から一緒に暮らすことにしたと報告します。しかしそれに戸惑うさとみ。

三上に「そっちはうまく行ってんの?」と聞かれ咄嗟に完治は「なんでもねぇよ」と答え、リカを傷つけてしまいます。

その帰り道でリカに「まださとみちゃんのこと好きなの?」と問い詰められ、完治は「誰とでも寝るのか」と言い返しリカを怒らせてしまいます。

それを機に「もう終わりしよう、空港で会ったときからこれまでのこと、なかったことにしよう」と言い、リカは完治から離れます。

その後すぐに出張で会社を空けるリカ、その間に完治はリカのいない日々に淋しさを感じます。出張から戻って来る日を待ち望んでいましたが、会社では無視されてしまいます。

しかしデスクの下に「カンチ」と書かれた雪だるまを見つけ、リカの元へ駆けつけます。

そして自分の気持ちを告白し、二人は結ばれることに。

 

 

三上はさとみの完治への想いに嫉妬し、きつく当たってしまいますが、信じてもらえないさとみは三上への不信を深めてすれ違ってしまいます。

しかし、ようやくさとみへの想いを絶った完治はリカの存在の大きさに気付き、ようやく結ばれたのでした。