独断と偏見で、ジョニー・デップ出演作品を勝手にすすめてみる。
前回に引き続き今回も、注目されているであろう、ジョニー・デップ(以下ジョニー)を取り上げてみます!
http://eiga.com/person/40577/gallery/0433561/
前回は「パイレーツ・オブ・カリビアン」公開というタイミングで書いたので、ジョニーの演じるキャラが濃い作品を紹介しましたが、そうではないジョニー作品ももちろんたくさんあって、どれも素晴らしいんです!
今回はそういった作品をいくつかご紹介いたします。
やっぱりカッコいい、男前作品
ショコラ
ジョニーの作品の中ではまだノーマルなラブロマンスなんじゃないでしょうか。
舞台設定が少し特殊でファンタジー感もあり、ジョニーの演じた「ジプシーの青年」というミステリアスな雰囲気はとても彼に似合っていました。
けれど、主人公と結ばれるシーンがやや強行的な印象が残っています。「そこにこのシーンは要るか?」という感じ。
今また見返してみたら違った印象を受けるのかもしれないな、と思いますけど(笑)
ネバーランド
見終わったあと、とてもほっこりしたのを覚えています。
リバティーン
「始めに断っておく。諸君は私を好きにならないだろう。」と、暗闇でジョニー演じるロチェスターが語る場面から始まるのが物凄いインパクトだった作品。
ジョニーは台本を渡され、最初の一行を読んですぐ、この役を引き受けたとか!?
リバティーンとは放蕩者という意味があるそうなんですが、ロチェスターはその意味の通り、自由奔放に破天荒に生活をしていて、妻がいながらも女遊びをやめられないしょーもない詩人です。
馬車の中で妻の機嫌を取るのに愛撫をしてから、仕事(愛人の元)へ向かうシーンがとても印象的です。
パブリック・エネミーズ
ジョン・デリンジャーという銀行強盗の犯罪グループを仕切る悪役。犯罪者なのに、弱者からは獲らないというポリシーが人々にウケて大スターのようにもてはやされ、逮捕されてもすぐに脱獄して、強盗を繰り返していました。しかし次第に彼の周辺を囲んでいき、警察が追い詰めていきます。
最後には映画館前で狙撃されるのですが、ジョンの頭部を弾が貫通する瞬間がスローモーションになるのです。皮膚などが歪み、弾が飛び出してくる映像が未だに忘れられません。
ネタバレになっちゃいますが、観る方はご覚悟を!
Dr.パルナサスの鏡
お話自体は難しくて、一度しか観ていないので私は理解しきれていません(笑)
けれど、この作品の裏話?制作にあたってのお話に心惹かれたのです。この作品の撮影中に主役のトニー役だったヒース・レジャーが急逝してしまいます。そこで完成が危ぶまれたのですが、ジュード・ロウ、コリン・ファース、ジョニーの3名がヒースと親交があったことから、「鏡の中のトリップしたトニー」として代役を務めました。しかも3人はこの作品の報酬を全てヒースの娘ちゃんに贈ったのだそう。
俳優陣の裏での繋がりに胸が熱くなりました。
ラム・ダイアリー
異端児と呼ばれる新聞記者の半生を映画化した作品。ジョニー自ら製作・主演を務め、アンバー・ハードとの熱愛もこの共演がきっかけだと話題になりました。
その先入観のせいで、アンバーさんとの絡みのシーンでは色んな妄想をしてしまいました(笑)
1960年代のプエルトリコが舞台なのですが、この背景とお洋服や雰囲気がジョニーに似合いすぎて、もうただひたすらにかっこいいジョニーを眺めていられます。
まとめ
こうして何作か取り上げただけでも書ききれないくらいジョニーは魅力的な役を演じてきています。
ここで紹介した作品を私もまた観たくなりました!
キャラクターの濃い役をこなせるのは、こういった作品が基になっているからなのかもしれませんね~。