水奈月の独り言

映画についての個人的な見解と、ときどき物語。

2019年になりました!!

去年は愛犬の不幸があったので、今年のお正月は喪中としています。

なので、今年も宜しくお願いいたします、とだけ綴ります。

 

今年も面白い映画を発見しましたら、気まぐれで更新していこうと思います。

(今日の更新もかなりお久しぶりですが)

そして、出来ればちょっとしたエッセイのような小説のような、何か物語めいた文章も公開していきたいと考えています。

突然にそのようなブログになってもどうぞお付き合いくださいませ。

 

さて。今日は、お正月休みに鑑賞しました、珍名作を二本、とっても雑にご紹介させていただきます。

雑に、というところがポイントで、酷評したいのではなく、観る人・観るタイミングによっては刺さるような名作であることが前提なので珍名作と名付けました。

 

まず一本目は永い言い訳です。

「もっくんがおネエになって、お嫁にいっちゃうお話」

 

すんごい、雑に紹介すると、こんな作品でした(笑)

鑑賞前は、妻が事故に遭った瞬間も浮気をするような女グセの悪い夫が、その後も浮気を繰り返して自己嫌悪に陥っていく話しかと思っていました。

その自堕落っぷり、女に逃げちゃうダメんずっぷり、そして深津絵里さんともっくんとのラブシーンに期待を膨らませていたのですが、ぜんぜん違いました。

(そもそも深津絵里さんは亡くなる奥さまの役でしたしw)

妻の死をきっかけに、自分と向き合うことができた悲しい男を描いた作品でした。先入観を入れ替えてまた鑑賞してみたいです。

原作・監督:西川美和、主演:本木雅弘深津絵里竹原ピストル

 

 

次は、『渇き。』です。

こちらは「血と暴力と血と、少しのエロティシズムと血と狂気と血と、かなりグロテスクな殺しと血のお話」でした。

 

とにかく血!渇きとは、血に飢えている様子を表したのではないかと思うほど、常に血しぶきが見られました。R15指定なのも納得です。

これまた鑑賞前の印象と大きく異なりました。

鑑賞前はもっとエロティシズムが全面に描かれるのかと思っていたのです。(ここでお気付きの方もいるでしょうが、私はエロティックな作品が好きですw)

その思い込みから、私は役所広司さんと小松菜奈さんにエロさを感じず、映画館での鑑賞には至りませんでした。

しかし中島哲也監督の作品は好きなので、ずっと気になっていたので今回、鑑賞したというわけです。

エロさにも狂気や暴力性やグロさが滲み出ている作品でしたが、中島監督らしい作風に仕上がっていました。

けれど、やや血がしつこかったかな。。

監督:中島哲也、主演:役所広司小松菜奈オダギリジョー妻夫木聡

 

 

以上です。

では、またいつになるかわからない次回!